• これからの季節に不足しがちな栄養素 ビタミンD 気をつけるべき点と効果効能2

    前回から引き続きビタミンDについて
    まいります

    日本人のビタミンDレベルについて

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    私は、日本人のビタミンDのレベルは、
    32%のアメリカ人が不足していると出た結果よりも
    もっと深刻なのではないかなぁと思っています
    ビタミンDは、
    動物性の食べ物に少量含まれていますが、
    食事からの摂取はあまり期待できません
    メインのルートは、あくまでも皮膚から
    これは、サプリメントからの摂取が無い場合、ですね

    そして、
    ただ外にいれば摂取出来るということでもなく
    皮膚からの吸収も少し注意が必要です

    まず日光(UVB)
    日本は、オーストラリアより弱いので
    ということは、時間がより必要ということ
    そして、
    ビタミンDを身体で作るには
    肌を出して、太陽にあてることが必要なのですが、
    ここが肝

    日焼け止めなどを塗らずにあてること
    (日焼け止めの働きは、UVBの吸収を妨げるので)
    そして、日本人をはじめとする有色人種は
    黒人ほどではないまでも、
    白人よりも吸収が悪いので、
    より長い時間の暴露が必要になってきます

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    夏の時期は
    皮膚がんやシミ・しわなどの予防で
    日焼け止めを塗り、
    日傘をさし
    腕を隠し
    サンバイザーをし・・・
    なんていう姿も多く見受けますが、
    そうすると、
    夏でもビタミンDを摂取出来ていないことになるのですなぁ
    さらに、
    大気汚染の存在も
    UVB量をしっかり受けられない原因になっています

    ちなみに、
    食品に近いサプリでいうと、肝油があります
    有名なのがコッドリバーオイル(cod liver oil)と呼ばれるもの
    オーストラリアの健康食品店などでもよく売られています
    和名は、タラ肝油
    これは、肝油なので、ビタミンDだけでなく、
    ビタミンAも摂れるのですが
    重金属などの汚染がなく、
    クリーンであることがしっかり確認出来る商品でないと
    手出しするのが怖いところ

    私個人的には
    タラ肝油でビタミンDを摂ろうとは思わないかなぁ
    というのも、タラ肝油だと
    ビタミンAと、ビタミンDの配合のバランスが悪いのでですね
    タラ肝油は昔に比べて、ビタミンDの含有量が減っていて、
    ビタミンAが多すぎるのです
    ビタミンDもですが、
    ビタミンAは特に
    過剰摂取をシビアに見ておいた方がよいビタミンですのでね

    「自然の形で摂りたい」という希望で
    タラ肝油を選ばれる方が多いのですが、
    それならば、
    身体が通常認識する形のビタミンDになっていれば、
    サプリメントで摂ってもよいんじゃないかなぁと思うので
    ご説明して、サプリをオススメしています
    この「身体が通常認識している形」というのが、
    サプリメントで摂る場合のコツ

    ビタミンD入りのサプリメントで気をつけたいポイントは
    どういう種類のビタミンDが使われているか?というところ

    先日見た、ある大手メーカーのサプリメントには
    「ビタミンD」とだけ書いてありました
    これだと、何だか分からないのです、本当は

    ビタミンDは主に
    ビタミンD2とビタミンD3の2つが
    サプリメントで使われる種類なのですが、
    そのうちD3が
    身体で作られている方
    なので、
    しっかり設計されたサプリメントでは
    通常D3が使用されています

    しかし、
    サプリメントで使われているビタミンDは、
    D2を採用している(もしくは種類が不明瞭)
    ところがまだ多いようです

    今摂っているサプリメントはどうなのか?
    見分け方は、
    ビタミンDが、どう表記されているか?です

    ビタミンDと記載があるけど、
    特にD3と明記していないものや
    D3の別名は、「コレカルシフェロール」なので
    そう表記されていないものは
    疑ってよいと思います。
    ちなみに、
    ビタミンD2は「エルゴカルシフェロール」が別名

    ここにも
    私が日本のサプリを使わない理由があったりするのですが・・・

    そして、量を見るのはその横の数字ですね

    μg(mcg)もしくは、IU
    と表記がされていると思います
    サプリメントの会社によって
    表記が異なりますので、
    もし、
    μgからIUへ変換したい方はこちら
    1μg=40IU
    になります
    これは、ビタミンDの場合に限りますので、
    例えばビタミンAとかでは、また変わってきます
    サプリメントのブランドを最近変えた方は、どうぞご参考に

    日本人の多くの方が、
    カルシウムは「不足してそう・・・」と気にして、
    牛乳やチーズ
    いりこで、
    また、
    サプリメントとしてなど
    積極的に摂っていらっしゃると思いますが、
    ビタミンDは、とかく忘れられがち
    でも、折角摂ったカルシウムも
    ビタミンDが不足していれば、
    カルシウムは思うように吸収されないのです
    それから、
    肝臓や腎臓の機能も大切なところ
    この2つがしっかり機能してはじめて
    身体で必要な変換がちゃんとなされます

    (乳製品が、
    カルシウムの良質な供給源かどうかは、
    改めて別の記事にしましょうかね・・・)

    ちなみに、腸の機能が低下していると、
    カルシウムの吸収量も減ってしまいます
    これも
    腸の不調で、
    栄養の吸収が妨げられてしまう良い例
    腸の健康とはすべての基礎なのですな

    sunflower

    歯科医の先生のご要望で
    私が普段おすすめしているカルシウムサプリメントを
    今取り寄せております
    ビタミンDももちろん含んでいますが、
    その他の栄養素も含め
    かなりしっかり設計されているサプリメントなので
    きっと満足していただけるのではないかなぁと、
    今から楽しみでございます

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