• わずか2分間で、ストレス解消&自信を持つワザ ~体は心を変えられる!~

    私たちの心は、
    体や姿勢を意識的に動かすことによって
    変えることができる

    これは
    エイミー・カディという社会心理学者の女性の
    実話と実験を元にしたお話です

    彼女が最初のTEDトークを行ったのは、もう数年前。
    素晴らしい内容だなぁとは思ったものの
    和訳をするのは、お尻が上がらないなぁ・・・
    と、イヤイヤをしていたところに
    先日、NHKで日本語訳が!
    待ってました!とばかりに記事にしてみます

    その時の動画(和訳付き)はこちらです
    →ボディランゲージが人を作る! by エイミー・カディ

    私は、初めて聞いた時から、
    すごく好きなお話で。
    全然予備知識がなくっても
    わかりやすいので、
    クライアントさんなどにも
    お話することの多いお話です

    くわしくは動画を見てもらえるといいなと思うのですが
    ここではかいつまんで

    まず前段

    彼女がこの話に行き着いたのは、
    そもそも社会心理学者として
    権力や支配と、
    ボディランゲージとの関係
    を研究していたことに端を発しています

    どんな動物でも
    自分のパワーや支配を誇示したい時、
    手や羽を大きく広げたりするんだ、と。

    one-of-the-most-important-elements-of-body-language-is-the-power-pose

    それは、
    自分を大きく見せるため。
    そんな時、
    動物は、一様に同じ姿勢をとりますのです。

    lots-of-animals-do-it

    それは人間も同じ。
    例えば、こんな風に
    自分の体を大きく広げますのです。

    and-so-do-people

    それから、
    100メートル走を1番でテープを切るときのように
    両手を天に向けて広げたり、します。

    this-power-pose-called-pride-is-innate-congenitally-blind-people-do-it-when-theyre-victorious-in-events-even-when-theyve-never-seen-it-or-been-taught-to-do-it

    動画内では、
    ここまでの一連のポーズのことを、「パワーポーズ」と呼んでいます

    ちなみに
    この100メートル走の後のポーズ。
    私たちは誰から学ぶでもなく
    潜在的に知っているポーズなのだそう。
    というのも、
    全く目が見えない人も
    同じ状況になると、
    同じポーズを取るんだそうで。
    私たちの動物的な部分なのでしょうか

    逆に
    自分が落ちている時って
    どんな姿勢になるだろう?

    腕を組んだり、足を組んだり
    下を向いたり
    なるべく腕や手を自分の近くに持ってきたりして、
    大きく見せたかった前者と真逆で、
    とにかく小さく見せようとするわけだ

    such-as-these

    and-close-themselves-off-from-others

    今この記事を読んでいる、
    あなたの姿勢はどんなですか?

    but-think-about-how-people-pose-when-theyre-waiting-for-job-interviews-they-close-up-and-assume-low-power-poses-so-what-if-in-the-bathroom-or-something-you-prepared-for-an-interview-by-assuming-a-high-power-pose

    「体が心に影響を与える」というその根拠には
    このパワーポーズをする時、
    体の中でどんなことが起きているのか?
    にありますのです

    彼女たちが調べたのは
    テストステロン、別名男性ホルモンと言われる
    支配と関係するホルモンと
    コルチゾール、というストレスと関係するホルモンが、
    2分間「パワーポーズ」をするのと、しないのと
    で、どう変化が現れるのか?

    片や、パワーポーズをさせるグループ
    もう一方のグループには、「反パワーポーズ」をさせて
    それぞれの姿勢の後にどう変化するか?
    そんなことを実験しています

    「パワーポーズ」と名付けられている
    手を広げるポーズをやった後の被験者では、
    テストステロンが、平均20%高くなっていて
    逆に、
    コルチゾールは、25%減ったのだ、と

    自分を小さく見せたりして
    「反パワーポーズ」の姿勢をとった被験者では、
    テストステロンが、平均10%減っていて
    逆に、
    コルチゾールは、15%増えたのだ、と

    パワーポーズをするグループとしないグループ
    両者には、
    それぞれ
    テストステロンが30%
    コルチゾールが40%
    もの差がでるのだ、と

    これが、
    2分間パワーポーズをするだけで、出る差

    これを毎日取り組めたら・・・?
    最初は、形だけやってるだけでも、
    少しずつ変化を自分のものとして
    固定していけるかもしれないですよね

    4月に入り、
    新しい学校、新しい職場、新しい役職などなど
    新たなスタートがある方、
    多いのではないでしょうか
    もしくは、
    そんなに見える変化でなくても
    新たな人との関わりが始まり、自己紹介をしたり
    もしくは、
    何かしらの変化でなくても、
    毎日の会社の、いつもの場面でも使えますね
    朝礼で発言しなきゃいけない時
    進捗を報告しなきゃいけない時
    電話応対をしなきゃいけない時
    そんな、
    人と関わり、自分を表現する毎日の出来事の中で
    自分の納得のいく自分でいるために

    毎日2分間
    このパワーポーズ
    です

    形から入って、何が悪いんじゃい!ってなもんだ

    自信あるんだっ!って自分で態度で表して
    なりきってみるのですよね

    自信ある「フリ」をするわけだ

    まず、堂々としてみる
    自分の心はついてきていなくっても(笑
    まずは、姿勢だけでもやってみる

    板につくまでは、
    まず「フリ」でもいいじゃないか
    と動画の中でも言っています

    と、
    こんなお話をすると、
    たまにこんな質問をもらうことがあります

    「でも、こうやって得られる自分って、
    なんだか、自分じゃないみたい・・・」と

    「自分って、こうだもの・・・」
    とか、
    「しょうがないじゃない、これが自分なんだもん・・・」
    ってよく言いますね、私たち

    ふむ、
    それは本当かなぁ

    今行っている、
    その姿勢で
    その動作で
    その「自分」の心が影響を受けているとしたら・・・?

    果たして、それが、
    「本当の自分ってこんなもの・・・」
    と、落ち込むべき要素だろうかなぁ

    まず、やってみてから決めても、遅くないですよね
    毎日2分間でいいのならば
    騙されたと思ってやってみるだけでもいいでないか

    この動画を見る度に
    この世の中で、自分が立ち回る役割は、
    自分が決められるものなのだ、と。
    自分を、ちゃんとした正当な役割に
    押し上げてあげなきゃ!と、思うのです。

    姿勢から心へ、変化を与える手法は
    自分では変えにくい「考えのクセ」にアプローチできる
    素晴らしいテクニックだなぁと思いますのです

    こんなところに理由があって、
    「私は、姿勢フェチです!」と公言しています(笑

    ぜひ、このパワーポーズのお話
    広がってほしいなと思いますのです

    エイミーさんご本人も、
    お話の中で、こう仰っています。
    この部分は
    日本語訳では、
    少し、はしょられているかなと思うのですが、
    彼女がこのプレゼンをしたかった一番の理由は
    ここかなと思うので、シェアしてみます

    このテクニックを知って欲しいのは、
    この技術習得にお金を払えるひとじゃない。
    そうじゃなくて、
    世間で、いわゆる弱者とされている人たちなの。
    そういう人たちは
    そんなにお金を持っていなかったり、
    この話を聞きにくるチャンスに
    恵まれていなかったりするでしょう?
    でも、
    そんな人たちにこそ、必要で、
    そんな人たちにこそ、聞いて欲しい内容なの。
    だから、ぜひシェアしてください、と

    私たちの心の在り方が、
    体の働きを左右するように
    体も、心に影響を与えることができる

    そう考えたら
    自分たちの可能性って本当に広がるなぁと思うのです

    まずは、「フリ」でも、「真似っこ」でも、
    大いに結構じゃないか
    でも、そこで止めずに
    それを、自分のものにするまで
    それが、自然に自分からにじみ出るまで行ったならば
    それは紛れもない「自分」なのではないかなぁ

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    日本でもこのテクニック、広まるとよいなぁ

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